北奥耕一郎の最新情報です 最終更新日(3/23)
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なお一度メールをいただければ「HP更新メール」を毎回配信いたします

最新の更新情報  

3.23  更新 フォトレッスン 「日本人がいない!」

2.29
      京都百景Vol.76 三条大橋 (下段に掲載)

2.29      世界の旅 バラナシの若者 (インド) (下段に掲載)

1.27      日本の旅 都会のジャンボ蟹 (かに) (下段に掲載


京都百景 Vol.76 三条大橋

三条大橋は天正181590)年に豊臣秀吉が架橋し、昭和491974)年に大改修工事が行われました。
その前年にこの橋を題材にした作品が「日本カメラ」誌に見開きで掲載され、プロデビューすることができたゆかりのある橋なのです。

そして本年1月に50年ぶりの改修工事を終え、初めてライトアップされることを知り撮影に出かけました。
照明を浴びた大橋が見せてくれる光景は幻想的で雅なものでした。
毎夜11時まで見ることができますのでまだの方はぜひどうぞ。



(以下文様文化講師 山口貴実代先生より)

清雅にして艶をも感じさせる作品だと思いました。
橋と月が主役だと思いますが、広い夜空の空間に大きな役割があると感じます。月と橋が呼応する夜空に、物語が生まれるかのようです。
説明的なものを排した構図によって生まれる無限の情趣に、日本の美意識を感じます。

長い歴史の年月に、数多の人々が様々な思いを抱いて、この橋を往来したであろうと、思いを馳せました。


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京都百景 Vol.75 古式追儺式(吉田神社)

3日の節分を前に、京都の「表鬼門」とされる吉田神社で2日の夕刻から3匹の鬼を追い払う古式追儺(ついな)式が行われます。
怒りと悲しみ、苦しみを表す赤、青、黄の3色の鬼が金棒を振り回しますが、疫病退散の力を持つという「方相氏(ほうそうし)」が鬼を追い払います。
今年になって暗い出来事が多いだけに早く方相氏に登場して欲しいですね。


(以下文様文化講師 山口貴実代先生より)

鬼や方相氏のアップではなく、神職さんや楽人など行事に奉仕する方々、遠景の見物人も写っていることで、臨場感があります。手前の人物が後ろ姿なで、その背後に自分が立って眺めているような気分になりました。
方相氏に中国渡来のエキゾチズムが感じられ、豆撒きの風習が生まれる遥か以前に、日本が大陸から受け入れて我が国の厄除けに変化させた文化の姿が垣間見えるかのようです。

京都を楽しむことは、日本の文化の成り立ちを知ることかもしれません。
疫病や災害がまさに「怒り」「苦しみ」「悲しみ」を生むことを、私達は知りました。
本当に方相氏に登場してほしいこの頃です。


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 「そうだ 京都、行こう」


 令和6年特別企画 渡辺信喜 「四季の譜」 展

期間 開催中 ~2024 5/17(金) 有料
時間 9:30~17:00 (入館は30分前まで)
休館 月曜日(祝休日は開館し翌平日休館)
会場 堂本印象美術館

第7回 野外彫刻展も同館庭園にて同時開催(入場無料)

 時代の証言者 マルク・リブー展

   開催中-5月26日 (日)
   10:00-18:00 (入館は17:30まで) 有料
     月曜休館 (但し 4/29、 5/6は開館)

    可必館・京都現代美術館



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日本の旅 都会のジャンボ蟹(かに)

ネオン輝く大阪の観光名所・道頓堀で、ひときわ目立つ巨大なカニの看板。 キダタローのCMソングで一躍有名になった「かに道楽」道頓堀本店で今日も元気に動いています。
このお店は「ナンパ橋」の通称で知られる戎(えびす)橋の目の前にあり、向かいのコーヒーショップから撮影しました。
のカニは三代目で初代から数えると2年前に還暦を迎えたとか。
ぼくと同じ喜寿までがんばれよ!



(以下文様文化講師 山口貴実代先生より)

迫力に圧倒されました。
関西人でなくても、テレビなどでお馴染みではありますが、画面の中の人物と比べて、大きさが実感できます。まさに大阪のパワーの象徴だと感じます。
ハサミの形もあらためてよく見ると、明日を切り開いてくれそうな
商業の看板でありながらも、圧倒的なパワーで気持ちを支えてくれる御守りかもしれません。


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世界の旅 バラナシの若者 (インド)

インド最大のヒンドゥー聖地、バラナシ(ベナレス)で撮影。
早朝からボートに乗ってガンジスの沐浴を撮影していたら突然若者がボートに這い上がってきました。驚いている私に向かって写真を撮れ、というので不安ながらもシャッターを切ったところ、なぜかすぐに川へ姿を消したのです。
インドではイスラム教の喜捨に由来するバクシーシとしてチップを要求されることが多いのですが、カメラを構えると非常に喜ぶ人たちもいます。
彼はきっと後者の一人だったのかも知れませんね。



(以下文様文化講師 山口貴実代先生より)

真っ直ぐこちらに向かってくる眼差しと、堂々としたポーズに、この若者が屈託のなさと矜持を合わせ持っているように想像され、「チップを求めず、すぐに川へ姿を消した」エピソードにも重なりました。
何故か懐かしい人に再会したような気持ちになり、かつての日本にも、このような眼差しの若者達がいたのを思い出しました。
遠景の現代の建物群と、古代と変わらぬであろう若者の裸身の対比が印象深く、彼の放つ生命の輝きが、より引き立っているかのようです。


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ギャラリー案内

◆京都新聞 ことしるべ

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◆ ARTことはじめ

関西の美術館・博物館の予定
(毎日更新されます)
http://www.arthajime.com/event/


◆ 上記以外のギャラリーなど

何必館、 ぎゃらりぃ西利、 ギャラリー古都、  AMS写真館堂本印象美術館 便利堂コロタイプギャラリー京都写真美術館ギャラリー

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文   亀谷英央(随心院 執事長)

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発行   京都新聞出版センター

   
           

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北奥耕一郎の写真教室

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現在満席のためキャンセル待ちとなります

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